7月から9月にかけて、局地的に大量の雨が降るゲリラ豪雨や、雨雲が数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される線状降水帯の発生が年々増えてきています。さらに、8月、9月は台風シーズンでもあります。
これらが原因で、河川の氾濫や、急激な水位の上昇により、屋内まで浸水してしまう危険性があります。
河川に近い地域や、周辺より低い土地にある工場はとくに注意が必要です。
【その1 軽い!いざという時の土のうの代わりに】
砂を詰めてつくる通常の土のうは、事前の準備が必要になります。土のう袋があっても、砂を詰めておかなければ役に立ちません。予測が難しいゲリラ豪雨では、準備が間に合わない可能性があります。
そこで、ご紹介するのが水を吸収して膨らむ土のうです。水の被害を水で食い止めるという逆転の発想で生まれたこちらの商品は、いざというときに事前の準備なく設置するだけです。設置するだけで、雨水を吸収して膨らみ、浸水を防ぎます。通常の土のうより水を堰き止める能力が高いことも実験で証明されています。使用後は一般ごみとして廃棄することが可能です。
【その2 簡易設置の止水板から防水ドアまで】
こちらは昨年も紹介して、反響をいただきました樹脂製の止水板です。
本体自体は樹脂でできているので軽いですが、雨水の水位が上がるにつれ、その水圧によって固定されるように設計されているので、しっかりと雨水を堰き止めてくれます。
設置も簡単で、10mほどの長さに連結する作業を、2名で2分ほどあれば完了します。
使用しないときは、スタッキングが可能ですので、コンパクトに収納することができます。
最大堰き止め高は500mmです。
設置型の止水板をご希望の場合は、こちらも昨年紹介しました脱着式のアルミ止水板があります。浸水高さ300mm~1500mmまで対応することができます
昨年紹介した記事はこちら
さらに水位の高い浸水が想定される場合は、防水ドアや防水シャッターという商品の選択肢もあります。
【その3 溜まった雨水を排水!】
溜まってしまった雨水をバケツなどで外に汲み出すのは大変な作業です。
仮に、1平方メートルに100mmの雨が降ると、雨水の重さは100kgにもなります。
そこでご紹介するのは、20メートルのホースとセットになった排水ポンプです。
単相100Vで使用でき、ワンタッチで簡単にホースを接続することができます。
土砂を含む液にも対応していますので、溜まってしまった雨水を排水するのに適しています。
1分間に約120リットルの水を排水することが可能です。
いかがでしょうか?
これから迎える豪雨のシーズンに向けて、早めに準備をしておくことをお勧めいたします。
こちらの商品は食品工場物流ナビを運営する板橋工業(株)で取り扱っております。
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上記以外の季節商品も幅広く取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。