・液体大袋製品の吸着が安定せず、稼働率が上がらない…
・落とし込み方式だと、箱詰め時の衝撃でピンホールが発生してしまう…
・ロボットケーサーを導入したいが、スペースがない…
このようなお悩みをお持ちのお客様はいらっしゃいますか?
これらのお悩み、全て解決します!
今回ご紹介するのは、シャトルコンベヤと多関節ロボットを組み合わせた、ソフトランディングケーサーです。
シャトルコンベヤと多関節ロボットの動作を連動させることにより、通常のロボットケーサーでは対応が難しい液体大袋製品でも、ソフトランディングで箱詰めすることを可能にしています。
<動作の流れ>
①段ボールケースの上までシャトルコンベヤが伸びている状態で、多関節ロボットがコンベヤの上を流れてくるワークを、トラッキング機能で追従して吸着を開始します。
②多関節ロボットはワークの吸着を保持した状態でコンベヤの動きを追従、シャトルコンベヤがワークを段ボールケースの真上まで搬送します。
③ワークが段ボールケースの真上にくるタイミングでシャトルコンベヤが収縮を始めます。シャトルコンベヤの収縮と同時にロボットが吸着したワークを少し持ち上げます。
④シャトルコンベヤが完全に収縮すると、多関節ロボットが下降し、ワークを箱詰めします。
シャトルコンベヤとの連動により、多関節ロボットがワークを吸着して持ち上げた後は、上下運動のみでワークを箱詰めするところがポイントです。
これにより、
・ロボットが水平方向に動かないので、液体大袋製品でも吸着が安定
・ロボットの下降運動で箱詰めするので、落下方式に比べて衝撃が少なく、ピンホールを削減
・ロボットの可動域が小さいので、通常のロボットケーサーに比べて省スペース
と、従来の方式では難しかった問題点を解決しています。
ワークは1㎏から最大5㎏まで、業務用のしらたき、つゆ、レトルトカレー、液体洗剤などの液体袋製品に幅広く対応可能です。
もちろん、液体袋製品以外の、小箱、ビン、缶などの箱詰めにも応用できますので、省スペースのケーサーをお探しのお客様にお勧めです。
いかがでしょうか?
箱詰め作業でお悩みの場合は、ぜひ弊社にお問合せください。
お客様のご用途に合ったケーサーを提案いたします。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。