製造設備の稼働状況を表示する積層信号灯。
赤は異常停止、黄は段取り替えなどによる一時停止、緑は正常稼働というように、工場や設備によって色の示す意味は様々ですが、現在の状態を色で教えてくれます。
しかし、管理者が定期的に巡回して、目視で積層信号灯をチェックする場合、生産設備の異常や故障を誤認する・見落とすといったヒューマンエラーや、発見するまでのタイムラグが発生する可能性があります。
この積層信号灯の確認について、
・すべての情報を一括で確認できたら便利だと思いませんか?
・現在の状態だけでなく、履歴も確認できたら、生産性向上のデータとして活用できると思いませんか?
でも、IoTシステムで見える化を実現するのに、コストがかかり過ぎるのも困る…
そこで今回は、既存の積層信号灯にかぶせるだけでIoT化が可能になる、設備稼働監視システムをご紹介します。
積層信号灯にかぶせた子機のセンサーが、積層信号灯の色を読み取り、その情報を親機に送信します。
その情報はクラウド上に蓄積され、パソコン・タブレット・スマホなどの端末で設備の稼働状況を確認することができます。
※親機からクラウドへの通信はインターネット環境が必要です。
設置方法は、子機本体を積層信号灯の上から被せてねじで固定するだけです。
積層信号灯の寸法やLED、電球などを問わず取り付け可能です。
1台の親機で子機100台まで対応可能です。
電波到達性の高い920MHz帯無線を採用することで、遠くまで届くだけでなく、障害物の多い場所でも無線通信が可能です。
タブレットなどの端末から、インターネットブラウザでクラウドへアクセスすると、現在の稼働状況一覧をリアルタイムで確認することが出来ます。
また、装置の稼働率推移をグラフで確認することができ、停止による時間ロスを削減することができます。
さらに、装置ごとの稼働履歴を帯グラフで表示することができます。どの時間帯に、どのくらい停止したかなどを一目で確認することができ、生産性向上のデータとして活用することができます。
このシステムを導入することにより、担当者が定期的に巡回して異常を監視する必要がなくなります。
また、機器のメンテナンスや修理などを適切なタイミングで行う、効率の上がらないラインの原因究明、生産工程を見直して改善を図る、といったことも可能になります。
いかがでしょうか?
監視業務をIoT化することで、生産設備の稼働が滞ってしまうリスクやロスを低減することができます。
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