あっちの時計と、こっちの時計の時刻がズレている…
どの時計が正しいのか分からない…
工場内の時計を見て、このように感じたことはないでしょうか?
時計が複数ある場合、ばらばらの時刻を表示していると、
・作業員の業務や休憩の開始/終了がばらばらになってしまう
・トラブルなどが発生した時刻をどの時計で記録すればよいのか分からない
といった問題が起きてしまいます。
普段なら携帯電話などを見て正確な時刻を知ることは簡単ですが、衛生管理が求められるような場所では、時刻を知る手段は限られていますので、工場内の時計は正確であることが望ましいです。
時刻を正確に合わせることのできる時計として、電波時計があります。
電波時計は、標準電波を直接受信し、時刻を修正する時計です。
よって、標準電波が届く場所は問題ありませんが、建物の奥や地下のような場所では標準電波をキャッチできず、時刻を正確に合わせることができない場合があります。(GPS時計についても同じ問題が発生します)
そこで今回は、中継器を使用して無線で自動修正する時計システムをご紹介します。
こちらの時計システムは、
①屋外アンテナで時刻情報(標準電波)を受信
②無線化(特定小電力無線)された時刻情報を中継器で中継
③専用の受信機能をもつ時計に伝えて時刻修正する
という仕組みです。
この仕組みなら、標準電波を直接受信できないような場所でも、中継器を設置して無線をつなぐことにより、時計を正確な時刻に修正することが可能です。
結果、どの時計を見ても、正確な時刻を知ることができ、それぞれの時計がばらばらの時刻を表示することから発生する問題も起きません。
設置はとても簡単です。
①屋外アンテナはソーラー式ですので、電源工事が不要です。
②中継器は無線で送受信しますので、配線工事が不要です。(但し、AC電源が必要)
③専用の受信機能をもつ時計は、電池式、または、ソーラー式ですので、電源・配線工事が不要です。
ビル内には、防火壁や金属シールド等、特定の場所で無線が届かない場合があります。
その場合は、中継器を1対1で有線接続することができます。
いかがでしょうか?
私たちが生活するうえで、時刻はとても重要な情報です。
それは工場内においても同じです。
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