食品工場で日々発生する生ゴミ
廃棄前のニオイが気になる、廃棄処理の手間やコストがかかる等、悩まれている方も多いかと思います。
そこで今回は全自動消滅型の生ごみ処理機をご紹介します。
常温で高い処理能力を発揮する微生物を利用して、肉、野菜、穀物などの生ごみを水溶液と炭酸ガス等に分解、下水や浄化設備に排出することができる生ごみ処理機です。
人が食べられるものはほとんど分解することができます。
分解処理は約5時間から24時間と処理スピードが速く、水気の多い生ごみもそのまま連続投入できます。分解時の臭気はほとんど発生しません。
また残渣物がほぼゼロになるまで分解しますので、残渣処理の手間がかかりません。
本体内部は固相処理槽と液相処理槽に分かれています。
固相処理槽で1分間の散水と20分おきの撹拌で生ごみの分解が進みます。
微粒子化された生ごみはメッシュ版を通して液相処理槽へ水とともに流れていきます。
増殖した微生物の一部が水とともに液相処理槽に流れ込み、さらに生ごみを分解・微粒子化して、最終的に水の中に溶かしていきます。
処理が終わって最後に残るのは、そのまま下水道や浄化槽に流すことのできる水溶液だけです。
処理前の準備として、固相処理槽にセラミックボール、マカロニ状のポリプロピレン製緩衝材を充填し、そのあとに数種類の微生物が含まれたバイオ製剤を散布します。
セラミックボールは無数の穴が開いていてそこで微生物が増殖します。
ポリプロピレン製緩衝材はセラミックボールが摩耗するのを防ぐ役割をします。
こちらの生ごみ処理機は焼却処分と比較して二酸化炭素の排出を大幅に削減可能です。
生ごみ1㎏を焼却処分すると二酸化炭素が1295g排出されます。(処理場までの運搬と焼却で算出)
生ごみ処理機では生ごみ1㎏を処理したときの二酸化炭素の排出は47gとなり、約97%削減できることになります。
・投入口開放時撹拌停止
・異常負荷時ランプ点灯
・運転状態表示ランプ
・自動/手動切替
以上の機能を搭載しているので、機械の操作に慣れていない作業者でも安心して使用することが可能です。
機体本体は高い耐久性の総ステンレス製のため内外装共に錆に強く、清潔さと美しさをいつまでも保ちます。
本体仕様について、お客様のスペースに合わせた型式が5タイプあり、特別仕様も対応可能です。
いかがでしょうか?
生ごみ処理機を導入することにより、廃棄前の気になるニオイや害虫の発生を防ぎ、廃棄処理にかかる手間やコストを削減することができます。二酸化炭素の削減にも貢献します。
・生ゴミでスペースも取るし、ニオイも気になる
・生ゴミの処理費用が高いから何とかしたい
・一歩踏み込んだ環境対策を採用したい
など、生ゴミでお困りのお客様はぜひ私どもにご相談ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。