・目視で行っている印字の確認を機械化できれば良いと思いませんか?
・以前に印字検査装置を検討してはみたものの、操作が難しそう、あるいは、高額であることを理由に導入に至っていないということはありませんか?
印字検査は製品の品質保証の観点からとても重要な工程です。
食品表示の印字間違いや、印字欠け、印字ミスが原因で、お客様の健康被害が出た場合や食品衛生法に違反した表示の製品を出荷してしまった場合等、製品を自主回収しなければならなくなり、多大な費用が発生するうえ、企業の信用が揺らぐといった事態になりかねません。
そこで今回は安価、かつ、カンタン操作を追求した印字検査用画像センサ(印字検査カメラ)をご紹介します。
日付の印字間違いや印字抜けなどの印字不良を検査可能なOCRを搭載した文字認識専用のカメラです。
従来の検査装置の1/3~1/2という低価格で、賞味期限・使用期限向けの日付印字検査が可能です。
専用モニタの操作はタッチパネルで直感的に操作が可能です。
セットアップも簡単で、撮像画像を保存したら、あとは「囲んで」「選んで」「ティーチング」するだけのわずか3ステップでセッティング完了です。
文字サイズ・太さ・日付並び順などの印字検査に必要な設定を自動で行います。(オートティーチング)
※検査したい文字を指定する文字列ティーチングも選択可能です。
フォントデータ(サーマルプリンター・ホットプリンター・インクジェットプリンタ・レーザーマーカー)を内蔵し、辞書登録の必要はありません。
時間経過で年月日や時刻の印字が更新されても自動で追従します。(オートカレンダー)
また、日付更新のタイミングを任意の時刻で設定できます。
カメラ本体にEthernet通信機能を搭載しているので、Google ChromeをインストールしているパソコンであればWEBブラウザ上で操作でき、専用パソコンソフトは不要です。
コントローラなしでネットワークにカメラを接続することができます。
またネットワークに接続することで、工場間での検査結果や画像を共有することやトラブルのリモート対応が可能になります。
ほかにも、暗号化された印字やトレーサビリティ確保のために印字されている文字列を判別して検査可能、光沢のあるパッケージで発生するハレーションをカットする偏光フィルタを内蔵、バーコードを読み取りで品種切り替えが可能といった特長があります。
そして、包装機やラインへの後付けのしやすさもポイントです。包装機の各メーカーに取付実績があり、メーカーで取付治具ブラケット類のノウハウがあるため、専用に治具を作ることなく対応が可能です。
実際に導入いただいたお客様の事例をご紹介します。
お客様の工場では食品が包装された袋に印字されている日付を、作業者が箱詰め時に確認していました。
現状では確認ミスは起こってはいないものの、今後確認ミスが発生してからでは遅いこと、また、負担のかかる作業の省力化を図りたいことから、印字検査機械化のご相談をいただきました。
そこで、こちらの印字検査カメラで、食品包装用の製袋前のフィルムに印字された日付を検査することを提案いたしました。
お客様が使用されている包装機と連動、取り付け可能であることを確認し、予算的にもご納得いただきましたのでご採用となりました。
導入した結果、箱詰め時の目視による日付確認が不要となり、作業者の負担を軽減し省力化を実現することができました。
カンタン操作を追求した印字検査カメラで印字検査の煩わしさ解消しませんか?
印字事故を無くしトレーサビリティやリモート管理など現場の課題解決・作業者負担軽減・ヒューマンエラー軽減にぜひご検討ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。