電波時計の時刻のズレにお困りではありませんか?
電波時計を設置したのは良いが、電波を受信できずに時刻がズレてしまっているということはありませんか?
電波時計は、時計に内蔵されているアンテナが送信所から送信される標準電波を受信して正しい時刻に調整します。
しかし、工場内の壁や設備によって遮られて電波を十分に受信できない状況では時刻を調整することができず、誤差が発生してしまいます。
そこで今回は電波時計の時刻調整を可能にするシンプル&コンパクトなAC同期式時刻送信機をご紹介します。
AC同期式時刻送信機は、家庭用AC100Vから得た交流信号をもとに時刻を保持して時刻情報の電波を送信する電波時計送信機です。
※標準電波を送信するわけではありません。
AC100Vの電源周波数(50Hz/60Hz)が常に累積誤差が生じないようにコントロールされている事に着目し、この電源周波数を利用して内部時計の遅れ進みを調整しながら動作します。
時刻情報の電波は、標準電波と同じ周波数の40KHzあるいは60KHzの電波として本体のアンテナから放射されます。
電波は前後・上下に放射されますので、水平に置いた場合でも、垂直に設置されている壁掛けの電波時計にも電波は送信されます。
本機の使用に際して、まずは内部時計の現在時刻を設定する必要があります。
スマートフォン・タブレットからインターネットブラウザで時刻設定用のページを開いて、画面の上に送信機を置きます。
画面の点滅情報を本体底部の光デテクタで読み取り内部時計の時刻を設定します。
その後本機はAC電源からの交流信号で内部時計の時刻を調整し、電波を送信し続けます。
そして本機からの電波を電波時計が受信するようになり、時刻のズレが解消されます。
標準電波を受信しにくいビルの中や、特にネット環境が用意されていないビルの地下などで力を発揮しますので、電波時計を使用できる可能性が広がります。
電波時計への送信距離は最大10mですので、同じ室内の複数の電波時計の調整も可能です。
商用電源の50Hz/60Hzを自動判別し、自律精度は±0.5秒/日と非常に正確です。
本体サイズは、100*68*37mmと非常にコンパクト。
家庭用AC電源アダプターにて動作するので、設置は簡単です。
時刻調整のシステムとしては非常に安価に導入が可能です。
現在、通常の時計を使用されている場合は、電波時計の導入と併せて、本機の活用をご検討されてはいかがでしょうか。
作業現場の時計の時刻調整にお悩みでしたら、板橋工業へ是非お気軽にご相談ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。