貴社の現場でこのような作業はありませんか?
台車の上に何段も積まれている薄型のコンテナから製品を取り出し、包装ラインのコンベヤに移す、あるいは、段ボールケースに箱詰めする・・・
最初はコンテナが高く積まれているので問題ありませんが、コンテナの段数が減るにつれて製品を取り出す位置が徐々に低くなっていき、腰の位置を過ぎたあたりから腰をかがめて作業しなければならなくなるので、作業者の腰に負担がかかり、腰痛の原因となります。
腰痛は、休業4日以上の職業性疾病の6割を占める労働災害となっています。
そこで今回は、台車ごと昇降可能なリフターをご紹介します。
油圧ユニットは別置き、リフター本体はスリムに設計されているため、コンテナを積んだ台車の下にリフターが完全に入り込むまで台車を押していき、そのまま台車ごと昇降させることができるリフターです。
昇降は電動油圧式で、各機種の設定高さ内であれば、リフターの高さを自由自在に調整できます。
こちらのリフターを導入することにより、コンテナ数が減っても作業者は製品を取り出しやすい高さに調整することで、腰に負担がかかる作業を無くし、腰痛を予防することができます。
さらに、作業者の疲労を軽減することができる、かつ、腰をかがめる動作にかかる時間が無くなるため、生産の効率化が期待できます。
本商品の最大の特長はコンテナを積んだ台車ごと昇降できるという点ですが、これにより、コンテナを移し替える作業も無くなります。
例えば、似たような効果をもつ省力化機器で、作業テーブルを一定の高さに保つレベルカートの場合は、コンテナを運んできた台車からレベルカートに移し替える作業が発生します。
リフター本体の昇降はフットスイッチと押しボタンスイッチの2つのタイプから選択可能です。
足で操作するフットスイッチは、作業の手を止めることなく高さの調整ができるので、作業のスピードが求められる現場にお勧めです。
機種のラインナップも豊富で、最大積載能力(250㎏~3000㎏)・揚程(470mm~900mm)・テーブル寸法(幅518mm~1000mm、長さ810mm~2000mm)・電源(3相200V・単相100V)から16機種に分類され、使用用途により選定可能です。
※別途テーブル幅が518mm以下の200mmの幅狭機種もあります。
種類が多いので詳しくはお問合せください。
非常にコンパクトなので狭いスペース内でも水平床であれば設置が可能です。
※転倒防止のためアンカー固定を推奨。幅狭仕様 (200幅40kg) のみアンカー固定は必須
ラインナップ以外にも、SUS仕様・テーブルガイド・エンドストッパー等、お客様の使用状況に合わせてカスタマイズが可能です。
こちらのリフターに興味を持たれたお客様はぜひ私どもにご相談ください。
板橋工業ではこちらの商品以外にも作業者の負担を軽減する、生産を効率化する省力化機器を数多く取り扱っています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。