世界的なエネルギー価格の高騰を受けて、電気料金の値上げが私たちの生活に大きな影響を与えています。
非常に多くの電力を使う工場においては、さらにその影響は大きく、電気料金の値上げが生産コストに直接影響してきます。
企業努力でコスト上昇分を吸収することができない場合は、製品の価格や企業の収益に影響を及ぼすことになってしまいます。
このような状況の中、電気使用の無駄を無くし、省エネの設備を導入するなど対策を講じている、あるいは、対策を検討されているお客様も多いのではないかと思います。
そこで今回は、電力ロスを低減する節電ユニットをご紹介します。
キュービクル内のトランスの2次側に接続するだけで5~15%の電気使用量を削減する節電ユニットです。
ユニットは電気部品が入っている機械ではなく、トルマリンとフェライト、それ以外の自然鉱物をナノ状に擦りつぶしたものが入っており、そのほかに磁石、電極版、電線で構成されています。
※トルマリン:電気を帯びる性質のある鉱石
フェライト:酸化鉄などを混合焼結した磁性体
圧電効果によりトルマリンから電子を作り出し、その電子が電気の流れを改善、電力ロスを低減するという仕組みです。
※圧電効果:圧力を加えることで生じるひずみに応じて、電圧が発生する現象
電気部品が入っていないので故障のリスクが低く、メンテナンスの必要もありません。取り外して移設することも可能です。
取り付けは、キュービクルの中のRSTの3相に結線します。
設置環境によりますが、通常30分から1時間程度の作業で簡単に設置が可能です。
ただし、設置する場合は停電の必要があります。
設置の対象は動力トランスになります。電灯トランスは効果が出にくい事が分かっているため、ご提案していません。
節電ユニット取り付け前と比較して、削減効果が5%未満の場合はメーカー側で返金対応をしています。(削減保証の付帯については、事前に協議が必要となります)
ただし、設置工事代、取り外し工事代は返金対象外です。
こちらの節電ユニットはまだ新しい商品であり、完璧に説明しきれない部分があるものですが、製造元として600事業所以上の取り付け実績がある、大手メーカーが全面的に採用を決定するといった実績があります。
実際、当社でもトランスの2次側に接続して効果が出ているというお客様がいらっしゃいます。
いずれのお客様も5~15%の電力量削減の効果が出ているとの報告をいただいています。
こちらの商品に関心のあるお客様はぜひ私どもにお問合せください。
お客様の工場でどれくらいの削減が見込めるか、まずはシミュレーションを提出させていただきます。
思いつく電力削減策はやり尽くした、ほかに何か方法はないか?と探しているお客様、こちらの節電ユニットを検討されてみてはいかがでしょうか。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。