ウィング車等に平積みされているパレットを「上の空間があいているのにもったいないな」と思ったことはありませんか?
物流の2024年問題は、手積み・手降ろし、ドライバーの待機時間・人手不足、長距離輸送の見直し非効率積載・トラック燃料価格の高騰、CO2排出量の増加、ストレッチフィルム等のゴミ問題など様々な問題の発生が懸念されています。
荷台の空いたスペースを有効利用して積載の効率化ができれば、2024年以降に発生が懸念される問題の多くを解決することができます。
そこで今回は積載効率の改善に大きく貢献する大型ボックスをご紹介します。
パレットの側面と天面を頑丈なパネルで覆ってボックスの形状にすることにより、パレットの段積みが可能になります。
従来の2倍の積載ができるようになるのでトラックの積載効率を大幅に改善します。
ボックスの種類
ボックスのタイプは2種類あり、パレット一体型のタイプと既存パレットを活用するタイプがあります。
パレット一体型タイプは、パレットの溝にパネルを差し込みます。
3側面とフロントパネルに分かれたタイプ、4側面一体型タイプ、側面が4つに分かれたタイプがあります。
側面を組み立てたら蓋をかぶせて組立完了です。
荷重500㎏まで対応可能、パレットサイズは1100×1100、1200×1000、1400×1100があり、これ以外のご希望のサイズにも対応することが可能です。
既存パレットを活用するタイプは、パレットの側面を外側から囲うように組み立てます。
こちらのタイプは荷物が積載された状態のままで組み立てることができます。
荷重500㎏まで対応可能で側面パネルがC字に分割されたタイプとM字の一体型のタイプがあります。
荷重1000㎏まで対応可能で側面パネルがL字に分割されたタイプもあります。
パレットサイズは1100×1100、1200×1000、1400×1100です。
パネル
パネルにはハニカムコア材を使用しているので軽量かつ高剛性です。
パネル同士が接触しにくい設計で破損リスクを大幅に軽減します。
耐久性を向上させたことにより長く使用することができます。
パレット一体型タイプのオプションとして、中身の確認に便利な透明パネルや扉付きのパネルもあります。
折りたたみ可能
パレット一体型タイプの場合、折りたたむとボックス組立時の約4分の1サイズになります。
例えば、出荷時に10トントラックに32台のボックスを積載して、返却時は折りたたんだボックスを4倍の128台積載することができます。
倉庫での保管にも
段ボールケースで保管していた製品を段ボールケースから出してボックスでまとめて保管することにより製品を探す手間が無くなります。
また、裸で保管している備品等をボックスで保管することにより、ホコリや汚れから守り、管理がしやすくなります。
大型ボックスを導入することにより、積載効率が大幅に改善するほかにも下記のような効果が期待できます。
荷物梱包作業
荷物の梱包作業はボックスを組み立てるだけです。
ストレッチフィルムを巻く作業と比較して、荷物を梱包するための作業時間を50%削減することができます。
荷物保護
ボックスによって荷物がしっかり保護されるので輸送品質が向上します。
積載面はフラットなので、大切な荷物に傷や跡が付いてしまう心配がありません。
ゴミ問題
ストレッチフィルムやPPバンドを使用する必要がなくなりますので、梱包資材を削減することができます。CO₂の削減にも貢献します。
コスト削減
積載効率が2倍になることにより輸送コストは2分の1になります。
ストレッチフィルムやPPバンドを使用しない分、資材コストも削減することができます。
板橋工業ではこちらの商品をはじめ、様々な物流に関する商品を取り扱っています。
2024年問題の解決を図りたい、ごみ問題・ドライバー作業負担等改善したいというお客様は、ぜひ弊社にご相談ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。