スライス肉の重量合わせ、手直し不要!3Dパック定量スライサー

食肉生産の現場で、スライスした肉をトレイに盛り付けて、一定重量のパック商品を生産することがよくあります。

 

従来のスライサーでは設定した枚数が固定で排出されるため、原料の体積が大きい部位と体積が小さい部位では同じ枚数でも合計の重量に誤差が出てしまいます。

その場合、誤差をなるべく小さくするために手作業で重量調整をしなければならなりません。

 

その結果、機械を導入しているものの、重量調整という手作業が発生するため、省力化の効果が十分に得られないという問題が発生します。

 

そこで今回は、重量調整が不要になる3Dパック定量スライサーをご紹介します。

定量パックスライサー

重量測定や非接触の3D測定でスライスする原料の重さや形状を測定し、パックが定量になるように枚数や厚みを調整するスライサーです。

 

重量精度は±5

設定した目標重量に対して自動で枚数調整と微細な厚みコントロールを行い、±5%の重量精度で鱗列配列が可能です。作業者はトレイに盛り付けるだけで手直しをする手間がかかりません。

 

重量調整の仕組み

原料の重量と形状をもとに設定した厚みでスライスした場合の1枚の重量を算出し、1パックの目標重量に対して必要な枚数を判定します。

枚数調整だけでは目標重量との誤差を吸収しきれないと判定した場合、食感が変わらないレベルでスライスする厚みを調整します。

定量パックスライサー排出の様子 

 

トレイ寸法アジャスト機能

あらかじめ寸法を設定することによって、枚数や重量に関わらず設定寸法に合わせた鱗列排出をします。

トレイ寸法にあった均等な幅で鱗列排出するので、手直しの手間も省け見栄えの良い美しい商品づくりが可能です。

トレイ寸法アジャスト 

 

3つのスライスモード搭載

1パックあたり重量を揃えて切るパック定量モードのほかに、厚みを揃えて切る定厚モード、1枚あたりの重量を揃えて切る定量モードの3つのモードが選択可能で、幅広い商品づくりに対応することができます。

 

商品歩留まり99%以上

丸刃にはがし機構が搭載されていますので、スライス肉の伸びを防ぐと共に、肉クズの発生を抑え、99%を超える歩留まりを実現しています。

歩留まり率を改善することにより、廃棄ロスを削減することが可能です。

 

2レーン個別制御可能

ラインナップはシングルタイプとデュアルタイプがあります。

デュアルタイプはコンベヤが個別制御なので、2レーン同時にパック定量スライス処理が可能です。設定も左右個別に行えるので、1台で薄切り厚切りや異なるアイテムの同時処理が可能となります。これにより、合盛り商品など新たな商品づくりや生産工程に活用することができます。

2レーン個別制御のデュアルタイプ 

 

盛付ロボットとの連結

自動盛付ロボットと連結することにより、盛付作業の自動化も可能です。

原料を投入するだけで定量パック排出まで自動化することができるようになります。

 

 

作業者が手直しで重量調整する必要がなくなるので、停止時間削減により機械稼働率が向上し、一人当たりの生産量が増加します。

その結果、配置の人員を減らして人件費を削減することが期待できます。

また、美しい商品づくりが可能になる、原料を無駄にすることなく商品化が可能になります。

 

こちらのメーカーでは機械の持ち込みによるデモや原料送付によるメーカーでのデモ、ZOOMを利用したオンラインデモの対応が可能です。

 

スライス肉のトレイ盛付商品づくりで重量調整に手間がかかっているお客様や、食肉生産の生産効率向上にお悩みのお客様は、ぜひ私どもにご相談ください。

 

食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。

どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。

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