・内容物情報などのラベルを製品ごとに手貼りしていませんか?
・印刷された袋を製品種類ごとに在庫していませんか?
手作業でラベルを貼っている場合は人件費がかかります。
また、手貼りは位置や角度の誤差が生じやすく、結果としてラベルの見栄えが悪くなることがあります。
印刷袋を仕入れている場合は在庫管理が複雑になってしまいます。
また、小ロットの印刷では、印刷袋の仕入れコストが高くなります。
そこで今回は直接印字によるコストダウンに貢献するサーマルプリンターをご紹介します。
オートフィーダー付きの熱転写式サーマルプリンターで、無地のフィルム空袋へ直接印字することができます。
サーマルプリンターの特長
印字性能
内容物情報と日付、賞味期限、ロット番号やデザイン印字が可能です。
1分間に約30袋の印字が可能です。
印字範囲は 106(W)x 300(L) mmと広範囲に印字することができます。
スタンディングパウチ、三角袋、ジッパー付き袋や滅菌バッグにも対応します。
高性能なオートフィーダー
オートフィーダー(自動給袋装置)がついているので、フィルム空袋をセットし、タッチパネルで操作・設定するだけで印字を開始します。
空袋の2枚取り防止装置を標準装備、空袋のズレも防止するので、袋の印字漏れや印字不良が起こりにくい設計になっています。
豊富なインクリボン
メーカーではインクリボンの種類が豊富に用意されています。
レトルト・ボイル・油類・冷凍・アルコール等への耐性が高いリボンです。
ニーズに合わせてカスタマイズも可能です。
サーマルプリンターの導入メリット
ラベルを手作業で貼っている場合はラベル貼りつけ作業をなくすことができます。
印刷袋を仕入れている場合は表示内容やアイテムの変更により生じる資材の破棄をなくし、小回りのきく生産体制に対応することができます。
導入事例
こちらのサーマルプリンターはお客様の用途に合わせた様々なカスタマイズが可能であるところも特長の一つです。
カスタマイズの一例として、ラベラー一体型のサーマルプリンターの事例をご紹介します。
導入前
お客様の工場では海産物加工品をフィルム袋で包装し、冷凍して出荷しています。
フィルム袋には製造日や賞味期限をサーマルプリンターで印刷し、製品名のラベルを手作業で貼りつけていました。
調子が悪くなったサーマルプリンターの修理または更新、作業者によるラベル貼りつけ作業を無くしたいとのことで当社にご相談いただきました。
提案内容
現場調査の結果、現在ご使用のサーマルプリンターは非常に古く、印字ミスが頻発していることが分かりました。
そこで、サーマルプリンターの更新と、ラベルの貼り付け作業をなくすためにラベラー一体型の仕様を提案しました。
サーマルプリンターの印字部と排出部の間にベルトコンベヤ付きのラベラーが組み込まれた仕様です。
サーマルプリンターで印字後、自動でラベルを貼りつけることができます。
導入後
ラベラー一体型のサーマルプリンターを導入したことにより、頻繁に発生していた印字ミスが解消されました。また、作業者によるラベル貼り作業が無くなりました。
その結果、印字・ラベル工程の省力化、人件費と資材廃棄の削減、製品ラベル位置の均質化に成功しました。
こちらのメーカーでは、ほかにもバーコード仕様、多量給袋装置、電荷除去装置を搭載、ジッパー袋対応型など、様々なニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
当社では今回ご紹介の商品のほか、印字に関する資材や省力化機器を数多く取り扱っています。
印字やラベル貼りの工程で改善したいことがありましたら、ぜひ私どもにご相談ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。