近年の食品業界は人手不足の深刻化や海外市場開拓の加速など、さまざまな課題に直面しています。
事業規模の大小を問わず生産性向上や品質管理の効率化が求められる昨今、鮮度や味を落とさない冷凍技術の活用が注目を集めています。
そこで今回は、食材研究から生まれた独自機能を搭載し、誰でも安定的に高品質な冷凍を実現できる特殊冷凍機をご紹介します。
優しい冷気で食材を包み込み、食材へダメージを与えず急速に凍結する特殊技術「マイクロウインドシステム」を搭載。食材へのダメージを限りなく減らし、乾燥・酸化・変色を防ぐ特殊冷凍を実現しています。
商品特長
「誰が使っても安定した品質を実現」数多くの先端技術
冷凍したい食品の温度や外気温などに合わせて冷凍条件を調整するリアルタイム電子制御冷凍システムを搭載。
従来は食材ごとの知識を持った作業者が冷凍しなければ安定した冷凍品質を実現できませんでしたが、特殊冷凍機は独自のファンモーターと構造設計によって庫内の隅々まで均等に風が当たるため、業務経験が浅い作業者でも高い品質で食材冷凍が可能です。
他にも熱々の食材でも安定的な品質で冷凍する「スマートフリーズ」など、食材の乾燥や変色などの品質劣化を防ぐ機能やセンサーを内蔵しているのも大きな特長です。
アンチフロスト機構
冷却機への霜付きを抑えた新設計で、従来の急速冷凍機で発生した霜付きを限りなく軽減、長時間連続の稼働も可能になりました。
小型機をモデルチェンジ、より使いやすく
(1)最適な冷凍保存を実現する新機能「食品別モード」
新型モデルでは肉や魚、フルーツといった代表的な食材に最適な設定を選択可能です。
タッチパネルで対象の食品を選択すると、その食材に合わせた最適な設定で運転します。
この機能を活用することで、食感や風味が変わりやすい食品など、これまで冷凍保存の難易度が高かった食品も高品質に冷凍できる可能性が広がります。
(2)省スペース化を実現するコンパクト設計
従来モデルに比べて幅8%、奥行25%のスリム化を実現しているのも特長の1つです。重量も約100kgの軽量化を実現しました。
他の機器と並んだ時の収まりも考慮されており、厨房の設置スペースが限られている場合でも導入しやすくなりました。
(3)冷却性能の向上
冷凍機内のファンやトレー、ラックといった構成部品の設計を流体解析と試験により最適化。冷却性能を従来機から2〜5%向上させたうえ、庫内偏差も低減したことで冷凍品質の安定性も増しています。
新鮮な魚や肉などの鮮度を損なわずに急速冷凍できるため、生鮮食品やデリカ商品を販売する小売店や飲食店でも多くの導入実績があります。
(4)品質管理充実の温度管理機能
食品の芯温をタッチパネル上で確認できる芯温計を3本備えており、最大2週間分の温度推移データをUSBメモリに出力可能。
庫内の温度推移もログとして残しておけるので、HACCPの温度管理をはじめとする品質の管理にも活用できます。
ISOなどの規格認証を取得する際にも役立ちます。
※(1)〜(4)については2025年2月発売時点では小型機種のみに搭載
メーカー導入事例
導入事例1
ある弁当製造工場では、特殊冷凍機を導入して少人数でも対応可能な計画生産体制を構築。冷凍食材の活用によりお弁当300食あたりの労働時間を従来よりも30時間分削減し、従業員の労働時間短縮と人件費の削減に成功しました。また、仕掛品の冷凍による食材ロスのゼロ化と原価率の改善にも成功しました。
導入事例2
北海道全域で展開するスーパーマーケットでは、デリカセンターで仕入れた新鮮な魚を刺身にしたのちに特殊冷凍機で凍結し、生の鮮度を保ったまま冷凍した刺身を各店に配送するという体制を確立しています。
加工スペースがない小規模店舗や魚を捌ける人材が不足している店舗でも、配送された刺身を陳列するだけで良質な鮮度販売を実現しました。
新鮮な素材を加工したのちに特殊冷凍機で冷凍すれば、オーダーや陳列時に解凍して出すだけで、顧客満足度の高い商品の提供が可能です。
生産量などに合わせたサイズ変更も可能で、製造効率を上げるカートインタイプもラインナップしているので、人手不足や品質管理の効率に課題感を感じる企業様はぜひ導入をご検討ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。