近年、多くの業界では人手不足と労働環境の改善が重要な課題となっています。
しかし、単純に人員を増やすだけでは、人件費の増加により企業の経営負担が大きくなってしまいます。
人員不足が続くことで物流の効率が低下し、生産性の低下や機会損失につながるケースも少なくありません。
そのため、作業効率を向上させつつ、労働環境を改善することが喫緊の課題となっています。
そこで今回は、運搬作業の負担を軽減する電動アシスト機能付きの牽引アシスト車をご紹介します。
牽引アシスト車は既存の六輪台車やカゴ台車に取り付けて使用することができ、電動モーターの力によって台車の牽引をサポートし、重量物の運搬作業における作業者の負担を大幅に軽減します。
左が六輪台車用、右がカゴ台車用
商品の特長
1.作業効率を向上させる電動アシスト機能
電動アシスト機能により、台車の牽引をサポートし、重い荷物の移動や長距離の運搬作業をスムーズにします。
例えば、約200kgの飲料ボトルや食料品も、女性スタッフ1人で負担なく運搬可能です。
また、最大10~20mm程度の段差がある環境でも使用することができます。
工程間の移動や、倉庫内での荷物搬送、配送センターでのトラックへの積み込み作業など、多様な業種・場面において作業者の負担を軽減しながら、効率的な搬送を実現します。
※深い水溜まりや積雪時、砂地や砂利道等の未舗装路面、高い段差乗り越えは使用不可。段差乗り越え、凸凹路面で駆動輪が空転した場合はブレーキが作動します。
2.シンプルな操作で初心者でも使いこなせる
ハンドルを軽く傾けるだけで、思い通りの方向へスムーズに進む直感的な操作性を実現。
初めての方でも簡単に扱うことができ、快適な運搬作業をサポートします。
手元のスイッチで電源のON/OFFやスピード調整が可能なため、作業状況に応じた操作が行えます。
また、クランプ部を変更することで、様々なフレーム幅の台車と連結できるのも特長です。先端に角度をつけており、台車に連結しやすい構造です。
さらに、奥行650mm(※)×高さ950mm×幅500mmのコンパクトな設計により、保管時にも場所を取りません。
※カゴ台車用は奥行が870mmになります。
3.作業時の危険を回避する安全機能
レバー操作によるブレーキシステムと、エネルギー効率を高める回生充電機能を搭載。
これにより、台車が意図せず加速する可能性のある下り坂でも、作業中の安全性を確保できます。
台車を制御するために過度な力を必要としないため、作業者の身体的な負担が軽減され、労災リスクの低減に繋がります。
さらに、体力に不安のある作業者や高齢の作業者でもより安全に作業できるようになるため、多様な人材が活躍できる環境づくりに貢献します。
4.長時間の安定運用が可能なリチウムバッテリー
リチウムイオンバッテリーを採用することで、バッテリー交換がワンタッチで簡便に行えます。
約2時間の充電で約6時間の連続使用が可能なため、長時間の業務にも対応できる稼働時間を確保します。
また、屋内・屋外の両方で使用できるため、トラックの停車する駐車場から店舗内や倉庫内への移動など、多様な環境下で活躍します。
牽引アシスト車は、多様な物流現場における重量物運搬の課題を解決する有効なソリューションです。
人員不足による売上ロスや人件費の増加、労働環境の改善が課題となっている企業様は、業務効率化と従業員の負担軽減を実現するツールとして導入をご検討ください。
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