出荷前印字と出荷作業を人数削減・省力化した事例
こちらのお客様は、菓子類を生産されております。最近では、巣ごもり需要により一部菓子類の需要が増えていることから、生産量が増えてきております。
特に、出荷作業においては、
① 開く前の段ボールシートに賞味期限などを手押しスタンプ作業
②スタンプ作業(上記①)の後、段ボールの空箱を作る作業(テープ下貼りを実施):①と②で作業者1人
③空箱づくり作業(上記②)で作り溜めしておいた空箱に製品を詰め、上貼り封緘をする作業:作業者2人
という形で、計3人が出荷作業に携わっておりましたが、直近の生産量増加に伴い、上記人数では残業が発生するようになってしまい、省力化をご検討されていました。
そこで、食品工場物流ナビを運営する板橋工業より、下記2点をご提案いたしました。
・封緘機による製封緘作業の省力化
こちらにより、事前に空箱を作る手間や、作り溜めの際の保管スペースの削減、異物混入リスク軽減が見込めます。
・インクジェットプリンターの導入による、スタンプ作業の省力化
印字機を導入することで、スタンプを押す手間はもちろん、人の手でスタンプをする際にどうしても発生してしまう印字ミスを防ぐだけでなく、印字が鮮明になることにより、印字品質を向上させることが可能です。
上記を導入するに伴い、お客様で使用されている段ボールが複数種に及ぶことによる封緘ミスの発生や、インクジェットプリンターの操作性を心配されておりましたが、板橋工業にて実際に使う段ボール数種にてテストを実施。仕上がり具合をお客様にご確認いただきました。
また、インクジェットプリンターに関しましても、作業者の方にデモ機に触れていただき、操作性や印字品質などをチェックいただき、ご納得いただいたうえで導入させていただいております。
上記導入の結果、
・スタンプ作業と空箱づくり作業が完全になくなり、作業者1名の削減に成功。(残り2名は封緘機の左右で交互に箱詰め)
・作り溜めしていた空箱を保管するスペースがなくなり、作業スペースの拡大に成功。
・段ボール保管期間が短くなり、異物混入リスクが低減。
・封緘作業を機械化したことにより、テープ貼りの仕上がりが向上。
・スタンプ印字を機械化したことにより、印字ミスや不鮮明な印字が無くなり、段ボールロス品の大幅削減に成功。
という形で、省力化だけでなく、出荷品品質の大幅な向上を実現し、お客様には大変お喜びのお声をいただけました。
このように、省人化・自動化への第一歩として、封緘機とインクジェットプリンターの組み合わせはたいへんお勧めです。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、お客様の状況を確認した上での適切な機械選定および導入サポートによる、省力化・品質向上の提案を強みとしております。
食品工場の現場改善のことなら、食品工場物流ナビへお任せください。
概算価格 |
150万円 |
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製品分類 |
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食品工場の種類 |
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工程 |
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タグ |