色彩選別機の導入で、省人化と生産量アップを達成した事例
こちらのお客様は、主にフリーズドライ食品の生産をされています。
今回、検査工程における省人化についてご相談をいただきました。
従来は、パート従業員5名による目視で、規定の色・厚みに合致しないNG品のチェックをしていました。
目視による検査から機械による検査に替えることにより、人件費を削減したいとのご要望でした。
そこで、板橋工業にて現場調査をさせていただき、お客様の要件から、色彩選別機を選定、提案させていただきました。
こちらの色彩選別機は、フルカラーカメラ4台と赤外線カメラ2台を使って、毎秒10メートルの高速で動くベルト上の検査対象からNG品の選別をします。NG品は圧縮空気を噴射し排除します。
OK品とNG品の登録は、OK品とNG品を撮影して本体にデータベースを作成します。追加アイテムは登録データベースをコピーして、色の濃度や透過度の濃度判別をタッチパネルで調整して簡単に登録可能です。
予め、色彩選別機のデモ機にて、現品でのテストを実施。テストの結果、NG品を90%~95%選別できていることが分かり、お客様から高評価をいただきました。
色彩選別機を導入して、従来5名で1日8時間従事していた本工程を、2名で5時間の工程にすることができました。
結果、3名分の人件費の削減することに成功しました。
また、検査の時間を短縮することができましたので、生産量もアップしています。
さらに、今回導入した色彩選別機では、手袋やほうきの毛先といった異物混入に関しても有効であることがわかり、異物混入リスクの低減にも成功しております。
このように、食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、お客様からのご相談をもとに、最適な解決案の提案~導入まで一貫対応させていただいております。また、デモ機によるテストなどを実施し、お客様に安心して機器導入を行っていただけるよう心がけております。
食品工場の省人化・省力化のご相談は、食品工場物流ナビへお気軽にご相談ください。
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