訴求力アップのPOPシール貼り付け自動化!ラベル貼り付け機の省力化事例
目立つように商品に貼られたPOPシールをスーパー・コンビニやドラッグストアでよく見かけると思います。
POPシールは、お客様への商品PRをキャッチ―なメッセージ、かつ、視覚的に目立たせることで訴求力を発揮し、商品の差別化や販促効果が期待できます。
※POPシールはデザインやラベル形状もといろいろ選ぶことが可能です。
このPOPシールを手作業で商品に貼るのはかなり大変な作業です。
お客様が直接手にする商品に貼るので、キレイに貼らなくてはなりません。
貼り方が均一ではないと、商品が陳列されたときに不揃いな印象になって見た目が悪くなってしまいます。
そこで今回はPOPシールのラベリングシステムの事例をご紹介します。
こちらのお客様は日本で初めて減圧蒸留100%の爽やかで飲みやすい芋焼酎やリキュール類を製造している会社です。
お客様は製品の訴求効果を向上させるためにスタンドPOPシールの貼り付けを検討されていました。
主力製品への貼り付けはもちろんですが、将来的には小ロットで生産している製品への貼り付けも検討されています。
POPシールを貼り付ける手間や貼り付け位置の修正などで生産時間を奪われてしまうのは非常にもったいないです。
また、POPシールを手貼りした製品をある程度溜めてから段ボールケースの梱包作業をしていたため、製品を置くスペースを確保する必要がありました。
そこで、POPシール貼り付け作業を自動化できるラベル貼付け機を提案しました。
<導入前の計算>
1日生産本数:MAX9000本製造
手作業換算:4人作業 1分間に10枚貼れた場合 1人1時間で600枚
4人作業での作業時間:3.5~4時間
導入時、現状使用中の充填機から包装工程を経た後の製品排出のライン高さ、コンベヤへの製品乗り移り、製品のセンタリングなどの課題がありましたが、傾斜コンベアの調整やガイドの取り付けを提案させていただき、ラベル貼付けを安定させることができました。
<導入後の計算>
紙パック上貼りスタンドPOP 1.8ℓ & 900㎖ 能力:分/40個 1時間2000個以上
ハンドルのガイド調整によって1.8L紙パック品と900㎖紙パック品の2種類に対応
今回導入のラベル貼り付け機はインバーターを搭載していますので、搬送速度を調整してワーク処理量を増やすことができます。
また、標準仕様では対応できないような多種多様な製品に対応できるように本体のカスタマイズも可能です。
ラベル貼り付け機を導入後、主力商品に先行して某ドラッグストアPB商品である焼酎銘柄へ貼り付けを開始したところ、手貼りの作業時間が短縮し、箱詰め・製品チェック・出荷業務等の通常作業が負担なく出来るようになりました。
導入前は製品を溜めておくスペースが必要でしたが、導入後はラベル貼り付け機からPOPシールが貼られた製品を直接段ボールケースに投入できるようになり、製品を溜めておくスペースが要らなくなりました。
今回はPOPシール自体のデザインも提案しました。
たたき台のデザインをベースに文字の大きさ、色、素材等をお客様とやり取りして調整し、決定しました。
POPラベルをはじめとして、ラベルの貼り付け作業で手間を取られているというお客様はぜひ私共にご相談ください。
また、ラベル自体の制作についてもご提案が可能です。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。
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