コンプレッサー不調の原因を解決!コンプレッサーの設置環境改善事例

コンプレッサー不調の原因を解決!コンプレッサーの設置環境改善事例

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内容

コンプレッサーが性能通りの能力を発揮していない、コンプレッサーの調子が良くないということはありませんか?

 

それ、設置環境の影響かもしれません。

 

コンプレッサーは換気が良く、ゴミ・ほこりが少ない場所に設置する必要があります。

十分な換気が出来ない、ゴミ・ほこりが多い場所にコンプレッサーを設置すると、コンプレッサー自体の排熱や吸込フィルターの目詰まりを原因とした性能の低下や故障が発生する可能性が高くなります。

 

 

そこで今回はコンプレッサー移設の事例をご紹介します。

 

お客様から、2階の製造室に設置したコンプレッサーが購入から数年で不具合を起こしているというご相談をいただきました。

 

お客様の工場では粉体を扱うので常に空気中に粉が舞っているような状況です。

 

現場調査したところ、粉をフィルターから吸い込んで目詰まりを起こし、コンプレッサー本体に通常よりもかなり負荷がかかっている状態でした。

 

従来の設置場所では状況を改善することができないと判断し、製造室外での設置=コンプレッサーの移設を提案しました。

 

工場全体を確認させていただき、移設可能な場所がないか探したところ、建屋2階屋上の旧ボイラー室に移設可能なスペースを確保できることが分かりました。

 

 

<移設工事>

 

コンプレッサーを分解すると、内部はびっしり粉で覆われていました。

コンプレッサー内部

 

 

付着した粉をキレイに清掃後、移設先のスペースへ運びました。

コンプレッサー移動後

 

 

コンプレッサー移動後は配管と電線の引き回し及び電線の接続です。

従来コンプレッサーを設置してあった場所から屋外の旧ボイラー室まで壁を貫通させて配管と電線の引き回しをしました。

そして、引き回しした電線を製造室内にある分電盤に接続しました。

配管と電線の様子

 

 

移設先の旧ボイラー室には使用していない換気扇がありましたので、その既設枠を活かして換気扇を新たに設置しました。

換気扇と配管

 

 

1階へのエアー供給もある為、エアータンクは製造室内に設置のまま、コンプレッサーの移設及び電気・配管工事をすることで、製造室内のエアーを必要とする機械は移動せずに改善することができました。

コンプレッサー移設後

 

 

移設をした結果、粉塵によるコンプレッサーへの負荷を無くすことができ、通常のコンプレッサーのメンテナンスだけ気をつければ良くなりました。

 

コンプレッサー移設事例、いかがでしたでしょうか?

 

コンプレッサーを使用していて調子が悪い、吐出空気量を改善したい、電気代を節約したいなど、コンプレッサーでお悩みごとがございましたら、ぜひ私どもにご相談ください。

 

食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。

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