倒壊を懸念していた万年塀が生まれ変わった!改修アルミフェンスの事例
以前に当サイトでご紹介した「危険な万年塀(まんねんべい)が生まれ変わる!基礎工事不要の改修アルミフェンス」(記事はこちら)は反響が大きく、ご紹介してからかなり経っていますが、いまだに多くのお問合せをいただきます。
記事を掲載してから分かったことは、お問合せは法人のお客様だけでなく、個人のお客様からのお問合せも多いこと、また、東京からのお問合せが非常に多いことです。
万年塀は1970年代頃までに多く建てられた構造で、今私たちが目にしている万年塀は少なくとも50年以上経っていることになります。
実際に現場を見せていただいて、老朽化により、問題を抱えている万年塀が相当数あることが分かりました。
今回は、東京にあるお客様のご自宅と隣家の間に建てられた万年塀の改修事例をご紹介します。
当社サイトの掲載記事をご覧になり、お問合せをいただいた個人のお客様です。
老朽化した万年塀が隣家の人が通る場所に面しているため、地震などによって倒壊する前に万年塀をアルミフェンスに交換したいとのご相談でした。
お客様のご自宅に訪問して調査したところ、60年以上経過している万年塀のプレートの一部にひび割れが発生している状態でした。
改修アルミフェンスは万年塀を全て撤去して交換するのではなく、既存の基礎や支柱を活かして、アルミパネルに換装します。
基礎や支柱をそのまま利用することにより、基礎工事が不要になりますので、工期が短縮でき、コストが削減できることを説明しました。
お客様が万年塀を撤去したときに隣家との仕切りがなくなるので丸見えの状態の期間があることを懸念されましたが、1日で撤去から据付まで完了することを説明し、プライバシーの不安を解消することができました。
お客様は万年塀の撤去・交換も並行して検討されたそうです。
しかし、万年塀を完全に撤去する場合、地中深くに埋まっている支柱の基礎を重機で掘り起こさなければなりません。
隣家との間に重機を入れるスペースがないことから、当社が提案した改修アルミフェンスを採用いただくことになりました。
<工事手順>
支柱を残し、プレートと笠木部分を撤去します。
プレートははつり機で一枚ずつ中心に穴を開け、半分に割るようにして取り除いていきます。
支柱とパネルに乗せてある笠木は2人がかりで持ち上げて撤去しました。
万年塀8スパン分の撤去を3人で約3時間の作業でした。
続いて、アルミフェンスを取り付けます。
既存支柱にビス穴をあけアルミフェンス取付枠をコンクリートビスにて取り付けます。
既存支柱への取付枠装着→高さ調整→アルミフェンス差し込み→フェンス固定→支柱カバー取付→アルミ笠木カバー装着→ビス固定という手順です。
8スパン分のアルミフェンス取り付けを2人で約4時間の作業でした。
作業合計約7時間で万年塀がキレイに生まれ変わりました。
パネルの一部がひび割れていた万年塀をアルミフェンスに改修することにより、地震などによる倒壊事故発生のリスクを大幅に減らすことができました。
また、古く黒ずみのある万年塀からアルミフェンスに換装したことで見栄えが良くなり、仕上がりをご覧になったお客様は大変満足されました。
プレートのひび割れ、支柱の傾きなど、倒壊の危険性がある万年塀に不安を抱いているお客様はぜひ一度私どもにご相談下さい。
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