液体包装・検査ライン導入で、生産能力を大幅に向上した事例
こちらの工場では、調味料・スープの製造・販売を行っております。
今回はアルミ蒸着袋に入った液体調味料の製造開始にともない、アルミ蒸着包装のみできる小型の安価な包装機を検討されておりました。
その後、板橋工業にて現場調査および導入前の確認を実施した際に、今回導入する工程とは別に、現状ラミネートへの充填作業を手作業にて実施している旨をお客様から伺いました。
そこで、アルミ蒸着袋・ラミネート袋双方に対応することの出来る自動包装ラインをご提案させていただきました。具体的には、ウエイトチェッカー、選別機、傾斜コンベアー~チラーへの導入ライン、そして、チラーで冷却後の金属検出器までの一括ラインをご提案。
設置スペースにも限りがあるため、お客様と綿密な打ち合わせを実施し、導入させていただきました。また、今回の包装・検査ライン導入にともない、コンプレッサーと電源の能力不足が危惧されたため、弊社にて選定~導入まで一貫対応させていただきました。
導入後は、これまで手作業でラミネートの袋を開き充填機で充填・秤で重量確認後・シール機でシールしていた作業の自動化を実現。今まで手作業にて2人で1日2~3時間、1500袋生産していたものが、自動で25~30袋/分にて約1時間で包装出来るようになり、生産能力の大幅な向上に成功しました。
今回の包装・検査ライン導入では、包装始めと液体調味料の窯の残量の定期的なチェック以外は人の手を一切必要とせず、人的コストの削減を達成。加えて、製袋品からロールになることによって資材のコストダウンにも貢献しました。
以前は、商品名・製造年月日を前もって印字すると資材にロスがでる点と、手作業充填後に袋表面に脂分がつくため印字が難しいという点から印字を実施していませんでしたが、こちらの包装機であれば両問題とも解消されるためサーマルプリンタを搭載し印字も可能になりました。
このように、食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、お客様の現状を的確に分析し、豊富な商材の中から最適な自動化・効率化提案を実施させていただいております。食品工場の各種自動化なら、ライン設計~各種機器選定・調達~実際の導入工事まで一貫対応が可能な板橋工業にお任せください!
コストダウン効果 |
<導入前> 人手で500~750袋/時間、生産していた
<導入後> 自動で1,500~1,800袋/時間生産可能に |
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概算価格 |
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製品分類 |
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食品工場の種類 |
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工程 |
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タグ | |
製品能力 |
・アルミ蒸着袋・ラミネート袋など、様々な素材に対応可 ・自動で1,500~1,800袋/時間 ・金属検出 ・印字 |