以前に内袋をセットする全自動ポリ袋装着機 (ポリオートセッター、ポリサータ) をご紹介しました。(ポリオートセッターの記事はこちら)
内袋をセットすれば、袋の口を閉じる作業も発生します。
そこで、今回は、全自動ポリ袋口封機(ポリオートクローザー、ポリクローザ)をご紹介します。
段ボールケースに内袋がセットされたものに対して、ケース外側に折り返されたポリ袋の立ち上げ、脱気、ヒートシール、フィルム巻き込みまでを自動で行います。
面倒な手作業を自動化できるのはもちろん、人手を介さずに内袋の口を閉じることができるので、ほこりや髪の毛などの異物混入リスクを減らします。
また、ポリ袋の開口部を3~4回巻き込む前に、ポリ袋の中を脱気するため、手作業と比べて、美しい仕上がりを実現します。
フィルムの口封じ方法は、インパルスシール、折りたたみ・キャラメル折り、巻き上げ式の3種類に対応しています。内容物によって口封じ方法を選択できます。
ケースを供給するだけで自動運転しますので、自動製函機、ポリオートセッター、充填機、自動封緘機等とつなげることによって、製函から封緘までの工程を自動化・省人化することが可能です。
ほかにも、
・ポリ袋立ち上げにはエアーを使用せず、治具で立ち上げるため、内容物(粉体等)を巻き上げない
・毎時120ケース~480ケースの高速連続処理が可能(※ケースサイズおよび口封じ方法により能力は変動)
・シール時だけ発熱するインパルスシール方式を採用しているため安全性に優れる
といった特徴があります。
食品・容器・工業製品・医薬・化学製品メーカー・農業(出荷場)など、段ボールケース等に手作業で内袋をセット・口封作業している現場がございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。
また、記事の中でご紹介しました製函機・封函機につきまして、食品工場物流ナビでは様々な製品の導入事例・課題解決事例がございます。ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。