給油式コンプレッサーにエアーフィルターやオイルミストフィルターを取り付けているにもかかわらず、オイルミストを除去できずに困っていませんか?
給油式のコンプレッサーは、常に潤滑油を駆動部に供給しています。
潤滑油によって金属どうしの接触による摩耗を防ぐことができ、さらに気密性を高めることができるため効率よく圧縮でき、また、単純な構造であるため比較的安価というメリットがありますが、圧縮されたエアーにはオイルが含まれています。
一方、オイルフリーのコンプレッサーは圧縮されたエアーにオイルを含まないというメリットがありますが、オイルによる気密効果が得られないため圧縮の効率性が落ちる場合がある、構造が複雑なため高価であるといったデメリットがあります。
そこで今回は、取り付けるだけでオイルフリーコンプレッサーと同等品質の圧縮エアーが得られる高性能オイルミスト吸着捕捉装置をご紹介します。
既存のエアードライヤーや各種エアーフィルターの2次側に設置するだけで、オイルミストを除去し、オイルフリーコンプレッサーと同等品質のエアーにすることができます。
高性能吸油材などが充填された通過距離の大きい槽(約600mm)を備えているため、長期間効率良くオイルミストをほぼ完全に吸着捕捉します。
基準が厳しい事で認められているドイツの技術的安全と品質評価を専門としている国際的第三者認証機関のオイル等級計測で、もっとも清浄度が高い出口側油分濃度(クラス0)のシステム認証を取得しています。
さらに同等の出力で比較すると、効率が高く廉価な給油式コンプレッサーに今回ご紹介の高性能オイルミスト吸着捕捉装置を取り付けた場合、オイルフリーコンプレッサーより年間の電気代が安くなり二酸化炭素の削減もできます。
15kWのコンプレッサーで比較した場合、1年間の電気代の差額が約32万円という試算もあります。
本体に装備のオイルミスト検知器を半年ごとに測定して寿命の予測ができます。
また、上部汚染確認窓で汚れ具合を確認できますので、2次側にオイルが持ち出されていないかの日常点検が可能です。
オイルミスト検知器・・・検知管内の検知剤が反応して色が変化します。検知管3本付属
確認窓・・・汚れていると白色から茶色に変化します。
オイルフリーコンプレッサーを新設導入した場合、配管+配管工事費がかかってしまいますが、オイルミスト吸着捕捉装置を既設のコンプレッサーに取り付けた場合ほとんどの配管を活かす事ができ、設置工事費を削減することができます。
いかがでしょうか。
圧縮エアーに含まれるオイルミストでお悩みのお客様、オイルフリーコンプレッサーへの入れ替えをご検討中のお客様、省エネに関心のあるお客様はぜひ私たちにご相談ください。
使用箇所のなるべく近いところにエアーフィルターを追加で設置する場合はこちらの記事をご覧ください。
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