食品工場や社員食堂を運営する現場において、日々発生する生ごみの処理は悩みの種ではないでしょうか。
水分を多く含む廃棄物は重量がかさみ、保管スペースを圧迫するだけでなく、悪臭や害虫を発生させる原因にもなります。
外部の処理業者への委託費用も、負担になっているケースが多いようです。
そこで今回は、水切り不要で生ごみを水に分解する消滅型生ごみ処理機をご紹介します。

25年の稼働実績があり、全国で2,500台以上が導入されています。
一般的な乾燥型や堆肥型の処理機は、投入前の水切り作業が必須であり、定期的に中身の残渣を取り出す手間がかかります。
さらに、水分を蒸発させるために多くの電力や燃料を消費するため、維持費が高騰しやすいという欠点も併せ持っています。
一方で、今回取り上げる消滅型生ごみ処理機は、バクテリアの力を用いて生ごみを水と炭酸ガスに分解する仕組みを採用しています。
残渣をほぼ完全に消滅させることができるため、取り出し作業や頻繁な部品交換の手間がかかりません。
運用における人的な負担を大幅に減らしつつ、清潔な作業空間を維持することが可能です。
分解の仕組み
まず、発生した廃棄物を水を切らずにそのまま投入口から入れます。野菜類、穀物類(米・おかゆ・パン)、果物、魚、魚の骨、肉類、菓子類など、人間が食べられるものであれば基本的に投入が可能です。
ただし、卵の殻、貝殻、動物・鳥の骨、筍の皮、トウモロコシの皮、金属類、ビニール類、ガラス類、プラスチック類、薬品、紙類などは投入できません。
次に、機器が自動運転を開始し、内部の攪拌羽が回転しながら生ごみと分解促進剤(菌体コア)を均一に接触させます。
菌体コアには自然由来のバクテリアが住み着いており、微生物の活動によって発酵と分解が進みます。

最終的に、投入されたものは水と炭酸ガスへと形を変え、下水道やグリストラップ、浄化槽へと安全に排水される仕組みです。

主な特長
全自動での運転とメンテナンスの容易さ
水分を気にせず随時投入できるため、作業の合間に手軽に処理を行えます。日常的なお手入れも、内部を水で洗い流す程度の簡単な清掃で済みます。
減容率99.9%
一般的な機器では取り出した堆肥や灰の処分に困るケースが少なくありません。しかし、この処理機は固形物を水に分解する完全消滅型であるため、後処理の手間から解放されます。
悪臭を抑える構造
分解の過程で発生する臭いの成分を散水機能によって洗い流すため、蓋を開けた際に少しにおいを感じる程度に留まります。周囲の環境に悪影響を与えにくく、屋内外を問わず設置しやすくなっています。
耐久性の高さ
本体は錆や腐食に強いステンレス素材で作られています。漏電時の保護機能や異常時の自動停止機能など、安全面への配慮も行き届いており、長期間にわたって安定した稼働を期待できます。耐用年数は10年で、最長22年以上稼働中の施設もあります。
導入のメリット
この機器を導入することで得られる最大の利点は、ランニングコストの低さです。
菌床には自然由来のもみ殻を使用しており、セラミック樹脂を用いた他社製品のように半年〜1年での交換を必要としません。
年に数回、目減りした分を補充するだけで済むため、維持費用を低く抑えられます。
参考として、20kg/日処理タイプで月額約5,500円(電気代+水道代+菌体コア)程度です。また、廃棄物を自社内で完結して処理できるため、外部への委託費用や運搬にかかるコストを削減できる点も魅力です。
さらに、食品リサイクル法への対応にも有効です。分解後の水は、必要に応じて液体肥料として回収し、敷地内の緑化や農作物の栽培に再利用することも可能です。
ラインナップは10kg/日〜750kg/日まで幅広く揃っており、大量処理が必要な施設向けには最大2,000kg/日対応のシステムも用意されています。
導入先は保育園、幼稚園、病院、老人ホーム、食品工場、ホテル、大学、スーパー、ショッピングモール、官公庁など多岐にわたります。
生ごみ処理の省力化やコスト削減をお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。現場の状況に合わせた機種選定から導入まで、当社がサポートいたします。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。 どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。
