物流業や製造業の現場では、人手不足が課題となっています。
高齢の作業員や女性スタッフが現場で活躍する場面も増えてきましたが、手動の台車で重い荷物を運ぶ作業は身体への負担が少なくありません。
日々の業務で疲労が蓄積すれば、腰痛などの不調を引き起こす原因にもなります。
そこで今回は、簡単なボタン操作で作業者の負担を軽減する電動走行台車をご紹介します。

左:500㎏モデル 右:1000㎏モデル
従来の台車は人力のみで押し引きする必要があり、重量物を扱う際には作業者の体力に頼る部分が大きいものでした。
電動走行台車は、モーターの力で自走する機能を備えています。
運ぶ荷物の重さに合わせて、500kgモデルと1,000kgモデルの2タイプから選べます。
■共通の特長:バッテリー式で場所を選ばない
1回の充電で約7km走行でき、充電時間は約3時間です。
充電は家庭用電源100Vで行えるため、特別な設備工事は必要ありません。
バッテリー式のため電源コードに縛られることなく、工場内を自由に移動できます。排気ガスも出ないため、衛生管理が求められる屋内環境でも使用できます。
■共通の特長:誰でもすぐ使えるシンプルな操作
操作はシンプルに設計されています。電源ON→速度選択→発進ボタンという流れで、特別な資格は必要ありません。
前進だけでなく後進も可能で、後進時も電源ON→後進選択→発進という同じ手順で操作できます。
狭い通路や行き止まりの場所でもスムーズに切り返しができます。
前進のスピードは低速と高速の二段階から選べます。荷物の種類や周囲の状況に応じて速度を切り替えることが可能です。
操作がシンプルなので、新しく配属されたスタッフでもすぐに運搬業務を任せられます。

1000㎏モデルの操作盤
■500kgモデルの特長
ユニバーサルデザインのハンドル 500kgモデルの特長は、人間工学に基づいて設計されたユニバーサルデザインハンドルです。

持ち手部分に窪みを設けることで、片手でもしっかり握りやすい形状です。
フレームよりも少し外側に膨らみを持たせた構造により、重い荷物を載せた状態でもスムーズに旋回できます。女性でも動かしやすく、まっすぐ進みやすい設計になっています。
また、ハンドルの位置が一般的なものより少し高く設定されているため、前傾姿勢にならずに済み、腰への負担を軽減できます。
安全・駐車機能 駐車時はキャスターブレーキで固定できるため、傾斜地でも安定して駐車できます。
スペック
・耐荷重:500kg
・走行速度:低速1.6km/h・高速2.3km/h(積載時)
・荷台サイズ:765×1,136mm
・本体重量:85kg
■1,000kgモデルの特長
ツインモーター二輪駆動によるパワフルな走り 1,000kgモデルは、前輪に駆動輪を2つ搭載したツインモーターの二輪駆動です。
重い荷物でもパワフルに走行できます。500kg積載時で約4度の傾斜に対応しており、勾配のある路面でも安定した走行が可能です。
操舵は後輪キャスターで舵を取る後輪操舵方式を採用しています。
2種類のブレーキによる安全対策 ブレーキはソフトブレーキと制御ブレーキの2種類を備えています。状況に応じた制動が可能です。
駐車時はフロアロックで固定できるため、傾斜地でも安定して駐車できます。
オプションステップで乗車可能 1,000kgモデルには、作業者が乗車できるステップを追加するオプションがあります。
ステップを手前に倒すと乗車可能になり、広い倉庫内を長距離移動する際、歩行による疲労を減らせます。ただし、公道での走行はできないため、敷地内での運用に限られます。

スペック
・耐荷重:1,000kg
・走行速度:低速2.3km/h・高速3.3km/h(積載時)
・荷台サイズ:750×1,150mm
・本体重量:150kg
■導入のメリット
この設備を導入することで、作業者の身体的な負荷を減らせます。重量物を扱う際の無理な姿勢や力仕事による腰痛などの予防にもつながります。
体力的なハードルが下がることで、女性や高齢のスタッフも安全に運搬作業を担えるようになります。
特定の人に偏りがちだった作業をチーム全体で分担できるようになり、現場の運用に柔軟性が生まれます。
勾配のある路面での運搬作業、重荷重の積載が多い現場、女性や高齢の作業者が多い職場など、さまざまな環境で活用されています。
重量物の運搬作業でお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。現場の状況に合わせた機器選定から導入まで、当社がサポートいたします。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。 どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。
