年々厳しさを増す夏の暑さは、工場や物流倉庫などの現場で大きな課題となっています。
特に屋外や空調の届かない場所での作業は、作業員の体調不良や熱中症のリスクを伴います。
休憩所が現場から遠い場合や、日差しを遮る場所がない環境では、適切な休息を取るのが困難です。
労働環境を整えないまま作業を続ければ、効率低下だけでなく労働災害につながる可能性もあります。
そこで今回は、現場に短時間で設置できる移動式クーリングシェルターをご紹介します。

従来のプレハブ型は大型トラックでの運搬が必要であり、テント型は炎天下での冷却性能が落ちるという難点がありました。
本商品は搬入と冷却性能の両方を見直した休憩設備として、建設現場・工場・物流倉庫・屋外イベントなど幅広い現場で活用されています。
搬入から設置までの流れ
新しい設備の導入時には、大掛かりな手間や時間を心配されるかもしれません。
本商品の設置プロセスはシンプルです。
各パーツはコンパクトに設計されており、ハイエースなどの一般的な商用バンに積み込んで現場まで搬入できます。
現地に到着した後は、特別な工具を用意する必要はありません。
作業員2名で10〜20分程度で組み立てが完了します。
設置場所を変更したい場合も、軽量なユニット構造により移動が容易です。
使用しない時期は分解して、限られたスペースに保管できます。

高い断熱性能と冷却性能
断熱材として難燃性のポリスチレンフォームを使用しており、断熱性能の高い構造です。
外気温38.5℃の環境下で、室内を20.5℃まで冷却した実績があり、外気との温度差は約18℃です。
電源はAC100Vで、市販のスポットエアコン1台(2.2/2.5kW)と組み合わせて運用できます。
従来のテント型では強い日差しを浴びると室内の冷却効率が低下しがちですが、本商品は高断熱パネルで四方を囲んでいるため、効率よく冷気を循環させられます。
暖房器具を設置すれば冬場の低体温症対策としても活用でき、オールシーズン対応です。
ハウスとテントの利点を兼ね備えたユニット構造
日々の作業が行われる建設現場や製造現場では、設備への耐久性が求められます。
フレームにはアルミ角パイプ(A6063)を採用し、屋根や外壁はアルミ複合板で構成されています。
プレハブハウスのような堅牢性と、簡易テントのような軽量性を兼ね備えた構造です。
重機を用いた大掛かりな作業を省きながら、丈夫な休憩スペースを確保できます。
標準装備と内装
室内には、換気扇とLED照明、スイッチ、コンセントが標準装備されています。
スマートフォンの充電や小型扇風機の追加など、現場での使い方に対応できます。
床面にはクッションフロアが敷かれています。
壁面は低発泡塩ビ板で仕上げられ、清潔感のある室内空間になっています。

設置スペースに応じた2サイズ展開
導入先の現場によって、確保できる休憩スペースの広さは異なります。
2サイズ展開で、現場に合わせて選べます。
小型タイプ:幅100×奥行190×高さ200cm
大型タイプ:幅190×奥行190×高さ200cm

部品の交換によって室内のサイズを変更できる拡張性もあります。
また、自動消火装置などのオプションも複数用意されており、用途や安全基準に応じてカスタマイズが可能です。
労働環境改善につながる導入メリット
移動式クーリングシェルターを導入することで、熱中症のリスクを下げ、作業員の安全を守る対策が取れます。
冷えた休憩室がいつでも利用できることで、作業中の体温上昇を抑え、休憩時の体力回復を支えます。
必要な時に必要な場所へすぐ展開できるため、現場の状況に合わせて柔軟に運用できます。

建設現場や工場だけでなく、屋外イベントやスポーツ大会、災害現場の救護スペースとしても活用されています。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
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