規格品⇒別注品で生産性アップ・コスト削減！印刷袋・化粧箱の改善事例
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規格品の袋にラベルを貼って販売している、規格品の化粧箱に製品を入れて販売しているお客様はいらっしゃいますか？
規格品の袋や化粧箱を使うと、複数の製品で共通して使用できる、単価が抑えられるといったメリットがありますが、かえって手間やコストがかかってしまっている場合があります。
そこで今回は、包装資材を規格品から別注品に切り替えることにより生産性アップ・コスト削減を実現した事例をご紹介します。
1.ラベル貼り付けを印刷袋に変更した事例
従来は無地透明の規格袋にラベルを貼りつけて販売していました。
この場合、無地透明袋にラベルを貼り付ける作業が発生すること、サイズの大きいラベルはコストがかかるという問題がありました。
そこで、作業効率と資材単価を改善する方法として印刷袋を提案しました。
結果、ラベルを貼る手間がなくなり、作業効率と資材コストを大幅に改善しました。
さらに、製品のデザインを統一することで商品陳列のフェイス数を増やすことができ、見栄えも良くなりました。
2.共通部分のみを印刷で対応した事例
従来は無地透明袋の表面に「商品名」と「香味」、裏面に「裏面表示」の3種のシールを貼っていました。
そこで資材単価の改善として、商品名等の共通部分を印刷し、香味と裏面表示はシールで対応することを提案しました。
共通する部分のみ袋に印刷することで何種類も印刷袋を作ることなく、「香味」「裏面表示」のシールを使い分けるだけで複数の製品を作る事ができます。
従来は3種のラベル貼り付け作業を外注していましたが、工数を減らすことで内製できるようになり、内製の作業コストを考慮に入れても全体的な製造コストを削減することができました。
さらに、印刷袋と香味シールのデザインを統一することで製品の外観を一新し、製品の訴求力と視認性を向上させることができました。
3.専用化粧箱と仕切りの導入事例
従来は規格品の化粧箱に、規格品の仕切りとウッドパッキンを使用してギフト品を作っていました。
規格品の仕切りは段差が合わないため、輸送中に煎餅がずれてしまう、割れてしまうという問題が起きていました。
また、ウッドパッキンを敷き詰めてギフト品を作る場合、作業者がウッドパッキンの量を調整しながら作るため、1箱を作るにも非常に時間がかかっていました。
そこで、それぞれ製品のサイズに合わせた専用の化粧箱と仕切りに切り替えることを提案しました。
〇規格品の箱と仕切りを使用していたギフト品
仕切りの折り方向と形状を工夫した事でしっかり製品をホールドできるようになり、ズレを大幅に減らす事ができました。
〇ウッドパッキンを使用していたギフト品
ウッドパッキンを使用したギフト品も、専用の化粧箱と仕切りに切り替えることにより、ウッドパッキンを廃止し、1箱あたりにかかる作業時間が大幅に短縮されました。
さらに、いずれの資材単価も従来の2割～3割ほど削減することに成功しました。
現在お客様の工場で使用されている資材を見直すことで、生産性のアップや、コストの削減を実現できる可能性があります。
こちらの記事をご覧になって、資材の見直しを検討したいというお客様は、どうぞお気軽に私どもにご相談ください。
ご相談の際は、現在ご使用の資材（袋、箱）及びご希望のデザインイメージなどがありましたらご準備下さい。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
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