負担軽減!荷崩れを防ぐ移動式手動型ストレッチ包装機の導入事例
物流現場や製造工場では、作業員の負担軽減と出荷品質の維持が課題になっています。
とくに屋外での作業は、夏の暑さも重なって体にこたえます。
手作業による包装工程で腰を痛めたり、荷崩れによるクレームが発生したりしていないでしょうか。
今回は、限られたスペースでも身体への負担を減らし、荷崩れを防ぐ設備の導入事例を紹介します。
取引先からのクレーム
この企業様を訪問した際、現場の責任者様からお悩みを伺いました。
トラックでの運搬中に荷崩れが起き、取引先からクレームを受けていたそうです。
会社の信用に関わるため、早急に再発防止策を講じる必要がありました。
手作業による腰への負担
荷崩れを防ぐには、荷物の下部をパレットごと念入りに巻く必要があります。
作業員は重いフィルムを持って、荷物の周りを何度も回らなければなりません。
とくに低い位置へ巻くときの中腰姿勢は、腰への負担が重くなっていました。
屋外作業とスペースの制約
現場は屋外のため、夏場は暑さも作業員の体力を奪います。
ただでさえ重労働のうえ、炎天下での作業は負担が重くなります。
環境改善が求められる一方で、動線内に大型機械を置くスペースも予算もありませんでした。
二つの選択肢を提案
こうした制約を踏まえ、二つの選択肢を提案しました。
一つは移動式手動型ストレッチ包装機、もう一つは半自動型ストレッチ包装機です。
どちらも価格を抑えたグレードでありながら、設置寸法が小さいという特長があります。
実機デモでコンパクトさを確認
導入への不安をなくすため、まずはメーカーの施設で実機を使ったデモを実施しました。
お客様がとくに感心されていたのは、本体のコンパクトさです。
パレットを載せるターンテーブルがなく、ハンドリフトで荷物を直接セットできます。
「これなら狭い場所でも使える」と、現場での運用イメージをつかんでいただけました。
女性や高齢の方でも扱える操作性
作業者は立った位置から動かず、ハンドルを回すだけで、フィルムを持ったアームが荷物の周りを回り、フィルムを巻き付けます。
重いフィルムを持って荷物の周りを歩き回る必要がありません。
フィルムを取り付ける位置は高さを変えられるため、下から上まで巻き上げられます。
軽い力でハンドルを回すだけで済むため、女性や高齢の方でも安全に操作できます。
作業時間は手作業と大きく変わりませんが、荷物の周りを回り込む動きや、低い位置で巻き続ける負担を減らせます。
価格の手頃さが後押しに
省人化や時間短縮には直結しないため、社内で予算を確保しにくいという懸念もありました。
しかし、大口顧客への再発防止策として、仕上がりを均一にできる点は見逃せません。
最終的に、導入しやすい価格帯であることが後押しとなり、移動式手動型の採用が決まりました。
中腰姿勢からの解放
設備が稼働してから、作業の様子は変わりました。
作業員は無理な中腰姿勢をとる必要がなくなり、立ったまま包装作業を行えます。
夏の屋外でも、疲労の蓄積を抑えられるようになりました。
身体への負担が減ったことで、離職率の低下にも期待が寄せられています。
均一な巻きで荷崩れを防止
最大の課題だった荷崩れも、改善しています。
手作業による個人差がなくなり、常に一定の張力でフィルムを巻けるようになりました。
再発防止策として役割を果たし、取引先との信頼関係を保てています。
電源不要を生かした運用
電源が不要なため、日中は屋外の複数ラインで兼用し、夜間は建屋内で保管しています。
屋外と屋内の境にある段差には、台車を運ぶときと同じように鉄板を敷いて移動しやすくしました。
パレットを当てる部分には緩衝材として段ボールを貼るなど、現場でも工夫しながら使用されています。
現場のスペースや予算に制約があっても、機器の選び方しだいで課題を解決できます。
自社に合った設備を見つけることで、作業員の安全と製品の品質を両立できます。
食品工場物流ナビを運営する板橋工業では、豊富な商品知識を持ったスタッフが、お客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。
どうぞ、お気軽に食品工場物流ナビへお問い合わせください。
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